aako01jpの株式で一発逆転  ~個別ファンダ中心~

元英系バイサイドアナリストのコネも裏もつてもない、しんぷるアイデア投資Blogです。

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訴訟終焉で継続企業の前提~が外れそうな6747KIホールディングスは過去最高益更新&割安感際立つ

kage

2013/06/10 (Mon)

ども、華麗なる転職の末、毎日1000度近い窯の前で奮闘中のaako01JPです(笑)

マーケットも仕事もまじで怖いです


今日は
6747KIホールディングス
に関して。

このメモの要点はシンプルに以下の二つ
① ANAの巨額訴訟が解決したことで継続企業の前提に疑義の注記が外れる可能性
② 業績好調~13年9月期は過去10年間における最高益を更新する見通し~

です。


東証二部で誰も買えない程に出来高が少ないという大きな問題
があるほか、新たに訴訟があった場合を勘案すると
リスクはハイ
です。

一方で、
PER4倍程度と割安感が際立つほか、
自己資本が6期ぶりに増加する見通し、
過去最高益を更新する見通し

とモメンタムは確実に良くなっています。


同社は日本鉄道史において共に歴史と刻んできたとも言える鉄道用座席、
鉄道車両用制御機器・表示機器が有名。
一方で、前期の利益の80%を稼いでいるのは国内シェア3割の交通信号機、
道路照明、道路情報表示システムなどディフェンシブ色が強い事業。

航空機シートの訴訟に関わる悪材料がほぼ出尽くしたことで、
本来フォワードの役割である輸送機器関連事業(航空機シートや鉄道車両用機器)
の業績が底をうち、ようやく上を向く局面を迎えているといえそうです。
その割に

6月7日の株価は203円、
税金正常化の修正PERで4.8倍(EPS42円試算)
という水準で放置されており、
早晩修正されてもおかしくないと感じています。

上期偏重型企業であり、既に上期を経常利益の大幅上方修正で終えていることを考えると、
新たな訴訟がない限り業績面のリスクは低そうです。
トータルのアップサイドとダウンサイドを比べてみると割が良いので当面主力銘柄の一つになりそうです。


いつものPBR=ROE×PERを当てはめれば、
今期の予想ROEは15%、理論PBRは2倍あっても良いという印象です。
アップサイドは理論的に500円程度ですが、
二部で流動性がないことを考えれば2~3割のディスカウントを考慮して
アップサイドは2倍程度かなって狸の皮算用をしています。
一応一部鞍替えの条件も満たしてそうですしね(株主の項目は多分)。

しかし、銘柄選びってホント性格でますね。
私は証券投資の基礎をベースにファンダメンタルからアップサイドとダウンサイドを算出して、
割のいい銘柄に投資をしているつもりですが、
どうもこういうちょっと危ないものが気になる年頃みたいです。


下はその内訳です。

~継続企業の前提に疑義の注記がついた背景~
KIホールディングスに継続疑義がついているのは、
航空機向けシートのデータ改ざん問題によって運休を余儀無くされた航空会社から
損害賠償を求められていたのが事の発端です。

2010年2月に国土交通省から業務改善命令
2011年1月に全日空から201億円の訴訟(13年5月31日に17億円で和解)
同   6月に中華航空から66億円(2012年1月に2億円で和解)
2012年3月にタイ航空から13億円(係争中)
その額実に280億円。

結果、
問題発覚前の09年3月期に378億円あった自己資本は在庫評価損、
安全対策費の計上、
訴訟引当金の積み増しによって12年9月期までに72億円まで減少しました。

13年3月中間期末の損害賠償引当金79億円に対して、
係争中の訴訟総額214億円(全日空201億円、タイ航空13億円)を抱えていたことから
債務超過に陥る可能性があることから継続企業の前提に重要事象がついていました。

ただ、上記の通り最大の訴訟を起こしていた全日本空輸と2013年5月31日に17億円で和解した
とIRが発表されました。
既に解決している中華航空を合わせると
計267億円の訴訟は19億円で解決
したことになります。
残りはタイ航空の13億円ですが、ANA訴訟後でも推定60億円以上の引当金があることから十分と言えそうです。

結果、
継続疑義がかなり高い確率で外れる
と見込んでいます。
2012年3月以降新規の訴訟もないですしね。

~業績は好調、過去10年間の過去最高益を更新する見通し~
昨年に希望退職を実施するなど会社のスリム化も手伝って業績は好調。
上期偏重型の同社の今期中間決算は8%減収、72%経常増益と好調でした。

~リスクとか~
ただ、継続疑義が外れたと言っても株価は上昇するかは分かりません。
なんと言っても、和解の話しが出ても株価は全く反応しませんでしたから。
今回の件を見れば、継続疑義が外れる可能性が高いのは比較的分かりやすいことなので、
株価は既に織り込み済みなのかもせれません。
東証二部であり、注目度も低く、流動性リスクが高すぎますしね。

それに
新しい訴訟が起きてしまったら継続疑義が外れる所か、再び株価は急落するリスクも秘めていますしね。
あくまで個人的見解を述べたメモですのでその点あしからず


※2013年7月5日に経過メモ作成
6747KIHDの訴訟解決IRにシンガポール航空が出てきたときは焦った

※2013年11月11日に経過メモ作成
6747KIホールディングスの決算は上々、投資継続

※2014年10月15日に経過メモ作成
KIホールディングスは訴訟解決なくとも継続疑義とれちゃうんじゃないの?

※2014年10月28日に経過メモ作成
知られざる鉄道関連株の筆頭は…6747KIホールディングス?!際立つ存在感と割安感〜~

↓ここまで読んでくれた方、是非ぽちっとお願いします☆
超高温の窯の前で燃えつきそうな私を癒してくれると幸いです
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